昨日は地元の檜沢小学校の定期報告調査です。

定期報告とは、特殊建築物として扱われている施設を対象に建築、設備、防火において定期的に調査を行い不具合是正を行うものです。

建築の調査は5年に一度、設備及び防火の調査は毎年行われています。私が支部長を務める福島県建築士会田島支部では、南会津町所有の調査が必要な施設の調査を行っています。私は檜沢小学校が担当で、今年は設備と防火の調査です。

防火扉は開け閉めをして閉まるスピード、ちゃんと作動するかどうか点検します。防火戸は開くと非常のブザーが鳴るのでまずはそのスイッチを切ります。下の写真の赤いスイッチでブザーと書かれているものを切ります。

その後校舎内を回り防火戸、防火シャッターすべてチェックします!

設備の調査は換気扇も対象です。校内で火気使用室がある場合は、そこに設置されている換気扇の風量を測定し容量が足りているか計算します。

今回は一部防火戸の不具合、換気扇の要領不足があり今後報告書を作成し是正指示を行います。