街並みづくり

街並みづくり

HOPE計画

宿場町、田島。

我が街・田島は、地域の文化、歴史、地場産業などの資源を大切にしながら、地域の住宅や住環境の改善をめざす地域住宅計画「HOPE計画」を平成9年に策定し、取り組みを進めています。
お客様の要求に沿うだけの注文住宅づくりではなく、宿場町という歴史をもつこの田島に、都市部の郊外住宅地には真似のできない、美しい街並みづくりを、地域の資源と職人をもってつくりたい―。

私たち大桃建設工業は、地元の工務店として地域住宅計画「HOPE計画」に参加しています。

宿場町、田島

 

住宅の外観

住宅の外観

※「田島らしい住宅のガイドライン・町並み作りの手引き」より

 

田島らしい住まいづくりの基準

項目 標準基準 推奨基準
緑化 生垣や庭木の緑化に努める 連続的な生垣や、シンボルになる樹木を植える
道路境界
項目 標準基準 推奨基準
構造 コンクリートブロックを用いる場合は足元のみとする 石積み、生垣、板塀など自然の素材を使った暖かみのあるものとする
後退 除雪を考慮して、道路側に塀や生垣をつくる場合は境界からできるだけ後退させる 除雪を考慮して、塀や生垣、車庫等を造る場合は、境界から50cm以上後退させる
敷地境界
項目 標準基準 推奨基準
構造 視線をさえぎらない高さ、またはフェンスなどにする。コンクリートブロック等は足元のみとする。目隠しが必要な場合は植栽を用いて行う 石積み、板塀など自然の素材を使った暖かみのあるものとする
後退 屋根雪が落ちる部分では、軒先まで1.5m以上の距離を確保する 屋根雪が落ちる部分では、軒先まで2.5m以上の距離を確保する
項目 標準基準 推奨基準
落雪場所 通行や開口部の安全性に配慮し、隣地や道路に雪が落ちないようにする
項目 標準基準 推奨基準
車庫・物置 建物と一体的なデザインとする 建物と一体的なデザインとし、周辺の環境と調和するように木材を用いてつくる
項目 標準基準 推奨基準
通路 積雪時の安全性に配慮する 積雪時の安全性に配慮して、屋根や風除けを設け、積雪時に快適に出入りできるようにする
項目 標準基準 推奨基準
外構その他 庭の垣根や舗装などには、できるだけ木・石・レンガのような自然素材を用いる 周辺の環境に配慮して自然素材を用い、特に木材を積極的に使用する
項目 標準基準 推奨基準
雨水の浸透 舗装はできるだけ透水性のあるものとし、不透水性の面積を最小限の面積とする 舗装は透水性とする。また、天水桶、浸透枡などを設けて、雨水が一気に流れ出さないようにし、同時に地下水を涵養する
項目 標準基準 推奨基準
用水の活用 用水がある場合は、できるだけ保存し、美化に努める 用水を生かして水と緑の憩いの空間をつくる
屋根
項目 標準基準 推奨基準
形状 切り妻屋根など、単純な形の勾配屋根とし、山並みや街並みとの調和に配慮する。入り口や通路などに雪が落ちない向きとするか、雪止めを付ける
勾配 自然落雪方式の屋根では4寸勾配以上とする 自然落雪方式の屋根では5寸勾配以上とする
軒の出は75cm以上とする 軒の出は90cm以上とする
素材 長尺金属板横葺きとする
派手な色を用いない 黒、焦げ茶、紺等の落ち着いた色とする
外壁
項目 標準基準 推奨基準
素材 田島の風景に合わせて、できるだけ木材を用いる。木材は防腐処理を施す 木材の柱や梁を外に見せる真壁的デザインとする
壁面は、しっくいや土壁などの自然素材に近い色とする(白、薄茶色等)
項目 標準基準 推奨基準
ゴミ分別場 台所の近くで分別ゴミが外から見えないつくりとする 外部につくる場合は、周辺の環境との調和に配慮し、木材を用いてつくる
項目 標準基準 推奨基準
設備機器 集約化し、乱雑な配置を避ける 集約化し、植栽、木の柵等で目隠しをする
項目 標準基準 推奨基準
玄関 強風を受けるような場所では、風除室等を設け、冬季の出入りに配慮する
項目 標準基準 推奨基準
将来への対応 将来のライフスタイルの変化に対応できるように、増改築しやすい部屋の配置や空間に配慮する
項目 標準基準 推奨基準
居間 家族のコミュニケーションをとりやすいように、ゆとりや開放性を確保する
項目 標準基準 推奨基準
半戸外空間

-

庭への出入りが容易なように、テラスや濡れ縁等を設ける。また、冬の生活に配慮して、屋根のある屋外空間やサンルームなどを設ける

※「田島らしい住宅のガイドライン・町並みづくりの手引き」より