先月、地元消防団の本部員・部長研修で福島県いわき市豊間地区の震災被災地を視察してきました。
毎年行われるこの研修は、南会津町内の各地区の消防団の部長、本部員が参加し今までも東京消防庁、福島県防災訓練などを視察しています。今回は今日が津波被害があった豊間地区の視察、明日は福島県南相馬市で行われる福島県防災訓練を視察します。この豊間地区は被災直後に訪れており、その後も復興のお手伝いをしてきた地区です。現在は海岸沿いに高さ10mの防災緑地(防潮堤)を造っていますが、写真のように宅地から海が見えなくなっています。今までは宅地から海が見渡せた感じでした。
下記の写真は豊間地区の中学校跡です。私が復興で行っていたころは建物は残っていましたが、1階部分が浸水し使われていませんでした。現在は近くの小学校を間借りしているそうです。こういった詳しいお話は豊間中学校校長先生の案内の元お聞かせいただきました。まだまだ復興は始まったばかりですが、自分でできる範囲でお手伝いを続けて行こうと思います。