国土交通省から示された「既存住宅インスペクション・ガイドライン」に基づき、その位置付けや実施に当たっての留意事項、検査の内容や方法等についての講習会で既存住宅現況検査員技術者の講習、考査があり本日無事合格の通知と資格者証が届きました。この資格は中古住宅購入時のインスペクション(建物検査)が国土交通省のガイドラインに沿った適正な検査が出来る技術者を養成します。現在は第三者がインスペクションを行ったりしていますが、検査基準等は事業者ごとに様々な状況にあります。簡単に言えば検査員個人の判断基準、検査方法があり統一されていないのです。
国土交通省のガイドラインは中古住宅売買時、リフォーム時などの現況検査について、検査方法やサービス提供に際しての留意事項についての指針を示すことにより、事業者(検査員)による適正な業務実施を通じて、既存住宅インスペクションに対する消費者等の信頼の確保と円滑な普及を図る事を目的としています。
よって技術者になると消費者の方々に安心、信頼を与える事が出来るのです。今後は技術者としてもしっかり頑張っていきたいと思います。