専攻建築士

2011/02/26(土) 日記
みなさんは専攻建築士制度をご存知ですか?
専攻建築士とは、建築士の中で専攻する分野をエンドユーザーに示していく事です。例えば、医者が内科、外科、整形外科などと分類されていますが、建築士も設計、施工、法令などに分類し建築士の責任を明確にする事です。建築士は、少なくても自らの責任の果たす専門領域とそこでの自らの能力を消費者やクライアント、市民社会に明示する社会的責務があるのです。

この制度は自らが勉強し登録しなければ専攻建築士にはなれません。今日は福島県内の2名の新規登録、15名の更新の審査です。私もこの委員会に入っておりますが、専攻建築士ではありませんでした。今日の2名の新規登録のうち1名は私です(笑)。
やはり専攻建築士制度運営委員会に所属しているからには専攻建築士にならないとまずいですよね。。専攻建築士の専攻領域には、まちづくり、統括設計、構造設計、設備設計、建築生産、棟梁、法令、教育研究の8種類があります。私は統括設計で申請し無事審査は通りました。もちろん、自分の分は他の方が審査してますよ。
今後もこういった制度が普及してきます。建築士のみなさんも自分の責任を明確にするためにも専攻建築士になりませんか!

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