仮設住宅及び復興街づくり

2011/11/13(日) 日記
昨日の福島県青年の集いに参加していただいた中で、全国から来ていただいた約50名の青年建築士に仮設住宅の見学案内をしてきました。まずはプレハブ系の仮設住宅。断熱材が施工されていないため生活している方々からはクレームが出ているというお話が責任者の方からお聞きしました。次に当社でお手伝いした木造仮設住宅の見学へ。ここでは生活している方々から色々なお話を聞くことができました。全国の建築士は地元に帰ってこういった仮設住宅の実情、問題提起などを行い今後に役立てていきたいということで帰路につきました。
私は午後から福島県いわき市久之浜という地区の街づくり部会・商工部会合同の復興会議に参加させていただきました。NPOコミュニティ・アソシエーション美しい街住まい倶楽部の佐藤理事長が参加している会議で、佐藤理事長と私が前からお付き合いさせていただいており、参加のお願いをしていました。静岡大学の大和田先生を中心としての会議には地元の被災された方々が参加し今後の街づくり計画しています。こういった住民主導の会議は復興をより良く、迅速にできるものだと思っています。今後も少しでもお手伝いできるよう参加していくつもりです。
(久之浜地区はまだ写真のような状態です。道路近くまで来ている波は地盤沈下のため海岸線が陸地に近づいたためです)

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