福島県住宅政策検討会議

2010/11/24(水) 日記
去る22日に福島県庁にて福島県住宅政策検討会議が行われました。以前にも日記で書いていますが、検討会議のメンバーは県内有識者ということで県内から7名、アドバイザーとして国交省より1名のメンバーで構成されています。なぜ私がこのメンバーに?と思われる方が多いと思いますが、福島県建築士会青年委員長という立場から選ばれました。有識者とは呼べませんが・・。

第3回目ということで基本計画のたたき台についての意見交換でした。内容は難しいので、日記には記載しませんが、高齢者についての情報としてみなさんにお伝えできるものを今日は書きたいと思います。
■高齢者・介護について
・福島県では75歳以上の人口の割合は1割を超えており、今後人口減少に伴って高齢化率は  年々増加します。
・県内の世帯は今年がピークであり徐々に減少していきますが、高齢者世帯数は増加し平成42 年には全世帯の1/4になると推測されます。
・高齢者の要支援・要介護認定者が約80,000人いる中、施設に入所できない待機者が約10,000人 います。

まだまだ沢山の情報がありますが、上記の事を読んだだけでも今後の高齢者社会については深刻な問題だと感じられます。我々もいつかは高齢者になりますが、今から出来る事を考え行動していくことが非常に大事だと思います。アンケート結果では、高齢者の方のうちほとんどの人が今まで育った家に住み続けたいそうです。我々建築士は、こういった現状を踏まえ、今後の設計、またリフォームに取り組まないといけません。

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