建築豆知識

2007/10/18(木) 日記
*木の特徴
冬、コンクリートの床だと足が非常に冷たく疲れも多くなります。しかし、無垢の床材は温もりを感じます。コンクリートの熱伝導率は木に比べ8~10倍あり、足の熱を急速に奪ってしまいます。また、室温が低いとコンクリートは一段と冷え切ります。無垢の床材はちょっとヒヤッとしても、足の裏から熱を奪うようなことはありません。もちろん、足の冷えは疲労につながり健康にもよくありません。
また、床材の硬さにも疲れが関係しています。歩くときコンクリートのような硬い床だと、かかとの衝撃を吸収できず疲れが生じます。しかし、やわらかすぎても足に力を入れないといけないので、疲れが生じます。無垢材は硬すぎず軟らかすぎず、疲労を呼ばない床材といえます!

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