大桃一浩 自己紹介へ

リフォーム調査

2019/11/11(月) 現場

地元にあるヤクルトさんの事務所の現地調査に行ってきました。2か月前に屋根の調査を行い、葺き替え時期ですよ、と社長さんに連絡した所、外壁も古くなりあちこち穴が開いているので見積もりをしてほしいと言われ本日の調査となりました。まずは使用していない2階の部屋へ。部屋というよりは倉庫の感じです。ただし、壁の断熱材、天井の断熱材が施工されていないのでかなり寒かったです・・・。

外に出て外壁を調査すると、やはりあちこちが剥がれ、穴も開いています。サッシも単板ガラス(一枚ガラス)なので非常に断熱効果も悪くやはり外周部の改修は必要です。

この建物は鉄骨造ですので結露の心配もあります。まだすべての調査結果が出ていませんが、下記に分かりやすく問題点を記載します。

1.断熱材は床、外壁、天井(もしくは屋根)の外気に当たる部分は施工していないといけません。

2.一部の部分だけ断熱材を施工しても断熱効果は無く、断熱材が施工されていない部分には結露が生じやすくなります。

3.鉄骨部分(鉄の部分)はこの時期冷たくなっているので暖かい空気に触れると結露が生じます。部屋の中に鉄骨がむき出しになっていると結露の確率は高くなります。

4.部屋から熱が逃げていくのは、サッシのガラスが一番多いです。よって単板ガラスよりはペアガラスの方が結露防止、寒さ防止になります。

以上簡単に書きましたが、木造住宅でも同じ事が考えられます。参考にしてください!

 

 

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