H様邸 新築工事 福島県南会津町(木造住宅2階建て)
吹き抜けが大きい木造住宅
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建築中レポート
- 1. 2009年05月10日
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今日は、H様邸の建築工事の安全を祈願する為に、地神祭が行なわれました。
神主さんを招いて敷地のけがれを清め
健康と工事の安全成就を祈願しました。
いよいよ工事が始まります。
- 2. 2009年05月10日
- 3. 2009年05月10日
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地神祭の後、基礎工事の始めの
*やり方*の作業が行われました。
これが基礎工事の高さや建物の配置の基準となります。
- 4. 2009年05月23日
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根切りの作業がされ砕石が敷かれます。その後基礎の精度を良くするために捨てコンクリートが施されます。
- 5. 2009年05月25日
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ベタ基礎全体に砕石が敷き固められ
その後基礎全体に防水シートが敷かれます。このシートが湿気から基礎や建物を守ります。
- 6. 2009年05月27日
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基礎のシート防水が終わるといよいよ基礎の鉄筋が組まれます。
- 7. 2009年05月27日
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鉄筋は縦横200mm間隔で組まれていきます。
- 8. 2009年06月01日
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この建築物はベタ基礎工法で施工されます。基礎の配筋も終わり、ベタの部分のコンクリートが打設がされます。
- 9. 2009年06月01日
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この現場の図板です。大工さんの設計図!
- 10. 2009年06月03日
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スラブのコンクリートが固まると基礎の立ち上がり部の型枠が組み立てられます。
- 11. 2009年06月03日
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大工さんの加工場では墨付の作業が始まります。写真は図板と呼ばれるもので、大工さん自身が図面化したものです。この図面を元に一本一本手作業で墨付されます。
- 12. 2009年06月03日
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H様の新築工事に使われる木材です。写真は高さが300もある大きめな木材です。この様な大きな木材がたくさん使用されます。
- 13. 2009年06月04日
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基礎立ち上がりの型枠が組み終わるとすぐにコンクリートが打設されました。
- 14. 2009年06月04日
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木材に墨付をしている所です。追掛大栓継ぎと呼ばれる継手の墨付です。
- 15. 2009年06月05日
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墨付された木材を大工さんがノミや鋸を使い手作業で刻みます。プレカットでは出来ない継手や仕口も大工さんの技術なら出来てしまいます。すばらしいですね。
- 16. 2009年06月10日
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基礎を覆っていた型枠が外されました。こうなると1階部の間取りが何となく分かりますね。
- 17. 2009年06月13日
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墨付けと並行して刻みも行われています。仕口も手作業で行っていきます。
中央に見えるのは 差ホゾ車知締め と呼ばれる仕口のホゾです。
- 18. 2009年06月13日
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特殊な継ぎ手です。これなら金物に頼るよりずっと強いですね!
- 19. 2009年06月13日
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追掛大栓継 と呼ばれる継手の部分です。この様にして何本もの木材が組まれていきます。
- 20. 2009年06月13日
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差ホゾ車知締め のホゾが差し込まれる柱部です。金物にばかり頼るのではなくその箇所に合った仕口や継手を施してひとつの建物にしていきます。
- 21. 2009年06月17日
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基礎工事も終わり建て方が始まりました。
- 22. 2009年06月17日
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土台の下には基礎パッキンと呼ばれる床下通気の為の部材が入っています。
- 23. 2009年06月17日
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桁の継手に木製の栓を差し込んでいるところです。これでを差し込むことによって木材同士のズレを防止します。
- 24. 2009年06月17日
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差ホゾ車知締め(サシホゾシャチシメ)の仕口です。これで柱の両脇の木材同士を引っ張ります。
- 25. 2009年06月17日
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クサビを使って柱と胴差を繋いである所です。金物だけに頼らずにこの様な継ぎ方をします。まさに伝統ですね。
- 26. 2009年07月16日
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吹き抜けの化粧材(完成時、目に見える部分の材料)です。継手の部分もそのまま表されます。
- 27. 2009年07月16日
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二階の床の下地です。高さ10cmの根太と呼ばれる材料が30cm間隔で組まれています。この上に厚み1.2cmの床の下張りが施されその上に仕上材が施工されます。
- 28. 2009年07月16日
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外部のかべの面には厚さ9mmの構造用合板が張られます。これで建物の強度が強化されます。
- 29. 2009年07月16日
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構造用合板だけでなく木製の筋違いと呼ばれる斜めの材料も施工されます。両端は金物で留められさらに建物の強度をあげます。完成時は見えなくなってしまうので分かりませんが、こういった内部の構造も建物にとって非常に重要なものです。
- 30. 2009年07月16日
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玄関のサッシです。シルバーのシンプルなデザインの物を使いシャープな感じになります。
- 31. 2009年07月16日
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外壁材です。厚みが25mmもあり両面が鉄板で覆われています。中には断熱材が隙間無く入っています。これなら寒さの厳しい南会津でも快適に過ごす事が出来ますね。
- 32. 2009年07月16日
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白い外壁に白いサッシ、屋根は赤にしました。明るいイメージの建物になりそう。完成が楽しみですね。
- 33. 2009年07月28日
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1階の床下地です。外周部には気密シートが張られます。これで床下から室内に流れ込む空気を遮断します。
- 34. 2009年07月28日
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床の断熱材です。大引きの間に隙間無く敷かれます。厚みが80mmもあります。これで床下と室内の熱の伝わりを軽減します。
- 35. 2009年07月28日
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給水の配管です。管には断熱材が巻かれ冬期間の凍結を予防します。寒冷地では欠かすことの出来ないものです。
- 36. 2009年07月28日
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玄関に使われる材料です。樹種は カリン 赤みの材料で、もちろん張物ではなく無垢材です。
- 37. 2009年07月29日
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玄関の上り框です。幅12㎝高さ15cmの欅を使いました。もちろん張物ではなく無垢材です。
- 38. 2009年07月30日
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外部に面する壁の中には厚み10CMの断熱材が隙間無く入れられます。これで室外と室内の熱の伝達を抑えます。
- 39. 2009年08月11日
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外部の足場も外されて
建物の全貌が明らかに!
外壁の白と屋根の赤の組み合わせで
明るい感じの家になりました。
- 40. 2009年08月11日
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壁の断熱材です。グラスウールを使いました。室内側には気密シートを張り湿気対策も万全です。
- 41. 2009年08月11日
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天井の下地です。45㎝間隔で組まれています。この下地に石膏ボードがビスで打ち付けられます。
- 42. 2009年08月11日
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和室の掘こたつです。脚をこの中に入れることによってとても楽に座る事が出来ます。中央にあるのは床下の点検口です。あまり目に付かない堀こたつの中に付けました。
- 43. 2009年08月11日
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壁の下地です。天井同様45㎝間隔で組まれています。壁に何かを取付ける箇所には当り板と呼ばれる下地材を施工します。下地は仕上がってしまうと見えなくなってしまうのですが、とても重要なポイントです。
- 44. 2009年08月11日
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室内の階段です。階と階を結ぶ重要な通路です。廻り階段は複雑な構造をしています。仕上がってしまえばあまり感じませんが施工段階だと何となく分かると思います。もし興味があればいつでも現場見学が出来るので、覗いてみてはいかがでしょうか?
- 45. 2009年08月11日
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ベランダの床です。FRP防水を施工しました。ガラスマットと樹脂を使った防水方法で耐熱性・対抗性・強度に大変優れています。
- 46. 2009年08月24日
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下地が組み終わると石膏ボードが張られます。専用のビスで天井の木下地にしっかりと留められます。
- 47. 2009年08月24日
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一階部の天井です。柱の長さが12尺なので天井も高くすることが出来ます。
- 48. 2009年08月25日
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建物の西側から上を見上げて見ました。青い空との色合いが綺麗だったので写真を撮ってみました。
- 49. 2009年08月25日
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吹き抜け上部の天井です。天井の下には綺麗に削られた杉材がそのまま現されました。これだけでかなりイメージが変わります。
- 50. 2009年08月25日
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部屋の入口になる部分に枠がいれられました。
- 51. 2009年08月25日
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階段の下の空間を使い収納スペースを作りました。収納スペースも生活上とても重要なポイントです。
- 52. 2009年08月25日
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二階サンルームの窓にはフラワーボックスが取り付けられました。
- 53. 2009年08月28日
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脱衣室の壁が張られました。石膏ボードの上に化粧パネルが張られています。湿気が多いスペースなので湿気に強く汚れにくい化粧パネルにしました。
- 54. 2009年08月28日
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納戸の天井です。下張りに石膏ボードが張られ、その上に仕上材の桐板が張られます。桐は吸湿性があり湿気に強く防虫効果もあります。収納スペースにはぴったりの材料です。
- 55. 2009年09月02日
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和室の押し入れです。もちろん壁・天井には桐の板が使われます。これなら布団などを入れても大丈夫です。
- 56. 2009年09月07日
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二階のサンルームです。壁の下地材も張られ、だいぶ部屋らしくなってきました。
- 57. 2009年09月07日
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一階の和室です。壁の下地材も張り終わり長押が取り付けられます。
- 58. 2009年09月07日
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一階和室の目透天井も完了しました。手垢などが付かないように気を使いながら施工されます。時間が経つと手垢が染みになって出てくることが良くあります。後々の気遣いも大事です。
- 59. 2009年09月07日
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長押(鴨居の上に取り付けられる部材)の取り付けも始まりました。
- 60. 2009年09月07日
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長押の仕口です。取り付けられると分かりませんが、これも複雑ですね。
- 61. 2009年09月07日
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納戸です。壁・天井の桐板張りも終わり、棚が取り付けられました。柱を立ててしまうと邪魔になるので棚の補強は天井から吊るようにしました。
- 62. 2009年09月07日
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吹き抜け部の壁も張られてきました。どんどん部屋らしくなっていきます。
- 63. 2009年09月11日
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床柱部の写真です。鴨居・長押・廻縁の絡みが丁寧に仕上がってます。和室は特に大工さんの腕の見せ所です。
- 64. 2009年09月11日
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システムキッチンが取り付けられました。綺麗な色のキッチンですね。対面式のキッチンになります。調理部の壁には油が飛び散っても大丈夫なように化粧パネルが使われます。
- 65. 2009年09月11日
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キッチンの裏側にはカウンターが取り付けられました。
- 66. 2009年09月11日
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吹き抜けの天井の木材に着色がされました。ちょっと色を変えるだけでまったく違った雰囲気になります。
- 67. 2009年09月11日
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二階の押入れです。お客さんの要望で中鴨居が入れられ建具が上段と下段に分けられるようになっています。注文住宅だから出来ることです。
- 68. 2009年09月14日
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玄関の土間にタイルが敷かれました。タイルの目地が通っていて綺麗に納まっています。
- 69. 2009年09月14日
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玄関・ホールに下駄箱が取り付けられました。ここでは下駄箱もオーダー品です。4m以上のスペースが最大限利用されています。天板に植物を置いたりしていろいろな演出が出来そうですね。
- 70. 2009年09月15日
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キッチンの対面カウンターの下に杉の板材が張られました。綺麗な木目です。
- 71. 2009年09月25日
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一階の床の間です。壁が仕上げられました。床の間は緑にしました。和室らしい落ち着いた仕上がりになっています。
- 72. 2009年09月25日
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和室の壁には珪藻土が使われています。珪藻土は植物性のプランクトン等によって出来た土が原料となっています。調湿性・断熱性・遮音性・脱臭性に優れています。
- 73. 2009年09月25日
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ポーチの床にも玄関と同じタイルが張られました。玄関との一体感があり綺麗に仕上げられています。
- 74. 2009年09月25日
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キッチンの収納ボックスです。オーダーメイドで職人さんの手作りです。棚板も可動式になっていてます。これなら台所もスッキリしたまま使えます。
- 75. 2009年09月29日
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一階リビングから吹き抜けを見上げてみました化粧の梁材がアクセントになっています。
- 76. 2009年09月29日
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二階のサンルームです。東面・南面・西面に窓があり十分に光を採り入れます。
- 77. 2009年09月29日
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いよいよ完成です。玄関も明るい感じに仕上がっています。左の面の収納ボックスの木製の扉も取り付けられスッキリした感じになっています。
- 78. 2009年09月29日
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玄関・ホールです。床板と腰板の相性がいいですね。
- 79. 2009年09月29日
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一階の床の間・和室です。リビングの床よりも一段高くなっています。段差を使い掘りごたつも設けられています。
- 80. 2009年09月29日
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リビングと和室の段差を使い、引き出し収納を付けました。このちょっとした収納が実はとっても約に立ったりします。
- 81. 2009年09月29日
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キッチンです。収納ボックスの扉も付けられて綺麗に仕上げられています。左側のスペースには冷蔵庫が設置されます。既製品の物では、なかなかこうはなりません。
- 82. 2009年09月29日
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一階のトイレです。階段下のスペースを使って幅を若干広めにしてあります。その少しのスペースを使いトイレ専用の手洗い器具を取付けました。
- 83. 2009年09月29日
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二階の和室の建具です。お客様の要望で和室の建具は板戸・右の押入れの建具は上下別々にしてあります。
- 84. 2009年09月29日
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折り戸の取手まで木製の物を使いました。