３年前に竣工した福島県二本松市内の木造住宅にアフターフォローとして伺ってきました。実は２年前に基礎に小さな割れが発生しお客様がこのままだと大きく割れてしまうのでは？と連絡がありました。その際にすぐに伺い調査を行いヘアクラックという構造的に問題が無い割れと判断しました。コンクリートは施工後数年の間伸縮があります。コンクリート内部の水分が徐々に抜けていきヘアクラックと呼ばれる小さな割れが生じるのは多く見られます。
２年前に伺ったときはクラックスケールというもので、割れの幅が何ミリあるか調べます。今回は２月に地震があったので再度調査です。結果は、２年前と割れの範囲や幅も変化なしです。という事は今後も割れが大きくなることは無く２年前に構造的に問題が無いヘアクラックだという事が改めて確認できました。
私たちは施工のプロとしてヘアクラックは見るとすぐに分かりますが、お客様は不安が大きいと思います。よって数年にわたって経過観察を行いお客様に報告することで不安が無くなればと思っています。もし割れが大きくなる場合はもちろん補修はさせていただきます。
こういったアフターフォロー、メンテナンスは我々小さな工務店にしか出来ない事でもあり、まや実施するのも労力がかかるのも事実です。社員一同しっかりと体制を作りお客様に安心を持っていただくよう行っていきます！