いまの石巻市

2011/09/03(土) 日記
昨日宮城県石巻市まで行ってきました。以前仕事をさせていただいた「空間計画提案室」の牧野島さんより石巻市の建設会社さんの応援ができないか?というお話があり打ち合わせに向かったのです。石巻市のLUXS (株式会社リュクス)さんでのお話では、石巻市はまだまだ復興が間に合わず、大工さんが全然足りないというお話でした。当社も応急木造仮設住宅の建設など復興のために頑張っていますが、今後は復興住宅に向けて頑張らなければいけないと感じています。すぐの対応は無理かもしれませんが、少しでもお手伝いしようと考えています。
話の中で海岸沿いはまだまだ復興がは始まっていない、ということを聞き打ち合わせ後に海岸沿いへ向かってみました。海水がまだたまっていたり大きなタンクが道路上に打ち上げられたまま、そして壊れた建物も取り壊しが始まったばかりの状態です。福島県は放射能のよって解体、がれきの搬出もできないですが、石巻市でも同じ状態です。
今後は復興住宅について動きが活発になります。すでにハウスメーカーさんは復興住宅のプランを作り販売開始しています。しかし、我々地元の工務店は復興プランも大事ですが、まだまだ被災された方に対してやらなければいけないことが山積みです。まずは改修して住める住宅を優先して工事をしていく、住む場所が少ないのでアパートを不動産と連携しながら改修していくということです。
石巻市のLUXS 佐々木社長も地元のために休日もなく頑張っています。上記の話は佐々木社長さんのお話です。
ふと思うのは、商売を優先するメーカーさんと地元を優先する我々工務店は本当に考え方が違うんだなあと・・・・。

1ページ (全2ページ中)