木造住宅のあり方

2010/06/24(木) 日記
今週は2組のお客様が当社にお見えになった。ホームページを見て在来木造住宅に興味を持って頂いた。まずは1組目のご家族。もともと無垢をふんだんに使用した木造住宅が好きで、ハウスメーカーさんや他の工務店さんを見て来たようだ。以前、ご連絡を頂いた後、私がお客様の家にお邪魔してたが、非常に木材、大工というものに興味を持たれていた方です。木造住宅なのに金物が多い家は何故?自然素材にはどういったものがあるの?などの疑問にお答えできたかどうかは不明ですが、当社なりの工法、技術をPRしてみた。とってもかわいい小さなお子様が一緒に来たが、はしゃいでいる姿を見ると、健康住宅、木造住宅というあり方を更に追求し、子供のための木造住宅を設計してみたくなった。

もう1組のお客様は、多くのモデルハウス、木造住宅を見て来たようだが、ご自身にあった木造住宅を見つけていないお話だった。在来木造住宅で建てたいが、高断熱などは必要なし。というお考えのもとで、当社の工法、設計のあり方、木材の使い方についてお話させていただいた。
山にある丸太を伐採し、乾燥させ、製材し、大工が刻んでいく。何年にも渡って、木造住宅が造られていくという事に、感動していただいた。無垢は呼吸をしている。呼吸をしている住宅が欲しい!このお客様の話を聞いていると、高断熱、高気密住宅も主流となっている現代だが、昔ながらのシンプルな工法、木造住宅のあり方を再認識させられた気がした。そして、何よりもお客様のお話でなるほどと思った事は、「設計図面を書く人の顔を見ながら家を建てたい」ということだった。営業マンとの交渉、打ち合わせではなく、設計図面を書いている人とお話ができる工務店はほとんどいないという事だった。

今週はいつになく木造住宅の本来の姿を追求したくなった1週間となった。その中で一つ自信になったのは、大桃建設工業が目指している木造住宅が2組のお客様にとって、少なくても好意を持って頂いたことだ。それは工法、大工の技術、そして、設計図面を書いている本人がお客様とお話している事だった。誠意をもって・・・・、この言葉につきる。

誠意+昔ながらの大工さんの技術、無垢材、この3つのキーワードは当社の永遠なるコンセプトです。

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