木造住宅のちょっとだけ情報 基礎工事編

2008/02/22(金) 日記
今日は、木造住宅の基礎と土台・柱を補強する金物についてお話します。阪神淡路大震災以前は、木造住宅は基礎の中に「アンカーボルト」というものを埋め込み、土台と緊結していました。しかし、現在はアンカーボルトのほかに、「ホールダン金物」というものを併用しています。これは、土台・柱まで基礎と緊結し、上下の力「引き抜き」に対して補強をするものです。ホールダン金物は基礎に埋め込むものばかりではなく、桁・柱の木材同士を緊結するものも使用されます。だいぶ、金物に頼るところが多くなってきたのが、私個人としてはいかがなものか?と考えます。従来の伝統的な木造住宅の仕口・継ぎ手で何百年も建物が建ってきたのですから・・。

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