3代4代続く家づくり(木造住宅・注文住宅)
家とは。
そもそも日本人が考える家とは、
何世代にも渡り住み継いでゆくものであり、
それに適応した強さと
増改築できる構造の建物(在来木造住宅)・・・でした。
想像してください。
いわゆる「面」で支える構造の家を建てた方から、「完成した後に増改築(リフォーム)できないと知りました。1人目の子供が生まれて、家族の未来図が具体的になってきたばかりなのに・・・。」30代ご夫婦の悲しいお顔を忘れることができません。
家とは。そもそも日本人が考える家とは、何世代にも渡り住み継いでゆくものであり、それに適応した強さと増改築できる構造の建物(在来木造住宅)・・・でした。核家族が当たり前になった今の日本では、昔話にさえ聞こえるかもしれません。「何世代にも渡り?」そんな先のことは考えられない、今を楽しむことも大切にしたいし。
では、今から建てる家にあなたは何年住むつもりですか?
ちょっと想像してみてください。
▲大工の木組みの技を用いて建てた木の建物は、
年月を経てますます力強く、そして、新しい空間へと生まれ変わるのです。
日本の住宅の平均寿命
日本の住宅の平均寿命は約30年。
ここに日本経済新聞の「国別、住宅の平均寿命の比較」(平成19年8月26日付)という、とても興味深いデータがあります。
アメリカの住宅の平均寿命が約44年、イギリスの住宅の平均寿命が約75年に比べて、日本の家はなんと平均約30年。住宅ローンは最長35年だというのに。
30歳で家を建て、60歳で寿命がきた。
増改築(リフォーム)はできない構造だった。
もう一度家を建て替えるの?!
長く住むことを考えた家づくりは、核家族の現代においても、とても重要なことなのです。
3代4代までも住み継がれる家づくりへの私たちの想い、少しだけ聞いてください。