今の豊間地区(津波被災地)

2011/11/24(木) 日記
今日は福島県いわき市豊間地区へ来ました。この地区は津波被害が甚大で亡くなった方もいます。震災1か月後にも伺いましたがだいぶがれき撤去も行われています。
この地区では住民が復興協議会を立ち上げとても前向きに迅速に復興へ向かっている地区です。この協議会のアドバイザーとしてNPO美し街づくり館の佐藤理事長が参加しており、私も同行させていただきました。他に、今日は首都大学東京名誉教授の高見澤先生、日本不動産研究所の山本顧問、建築家の連健夫さんらと一緒です。
街づくりの専門であられるこういった方々のアドバイスは非常に有効で有意義な意見です。今日も多くの質問があり限られた時間ですが有意義な会議だったと思います。
私も建築士会青年委員会として何かできる事がないか早急に検討しなくてはいけません。

会議に前にこの地区を車で回りましたが、びっくりしたのは被災した自宅を改修していたり、木造住宅新築をしているということでした。国、県の復興ビジョンが決定していない中ですでに木造住宅が建っています。津波の対策がない中でもやはり住んでいる方は「自宅」というものが最優先される復興なのです。
写真上 片付いてきた被災地
写真下 同じ場所での改修工事

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