大桃一浩 自己紹介へ

宮城県被災地

2017/09/23(土) 日記

昨日は岐阜県の仲間の設計事務所さんが研修社員旅行で宮城県に来ましたが、私も仙台入りし懇親会に混ぜていただきました。所長は元日本建築士会連合会青年委員長で私が東北ブロック代表の時の委員長です。それ以来親しくお付き合いをさせて頂いています。夜の懇親会では、宮城県建築士会からも2名参加し楽しい時間を過ごすことが出来ました!

今日は祝日なので私も宮城県を回ってみようかと考え、東日本大震災で甚大な被害を受けた荒浜地区へ行ってみました。海岸沿いは防潮堤が建設され違和感を覚えそうな大きな防潮堤です。大震災前までは住宅地から海が見えていたはずですが今では防潮堤のみ・・・潮風さえ感じません。人命第一に考えるとこういった方法しかないのでしょうね。

周辺を車で移動するとまだ津波に流された木造住宅の跡地があちこちに存在します。

これから整備されるのでしょうか?また、中学校は新しく建て替えが行われており新校舎で授業を受けているようです。ただ、この中学校も違和感が・・・。1階部分には教室、執務室等は全くなく空洞です。津波が襲ってきた場合にはこの部分を通過するのでしょう。設計は妥当ですね。

今後は沿岸沿いではこういった特殊な設計が多くなると思います。

ランチは復興商店街で名物の「はらこ弁当」を購入し、お店からは美味しいガラ汁を無料で頂いてきました。

↓大きな防潮堤         ↓津波被害を受けた木造住宅地跡

↓1階が空洞の中学校

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